- 1.学習が目的にならないようにする
- 2.一番大切なのはサイトを訪れてくれるユーザー
- 3.うまくいかない、悩みが多いのはとても良いこと
- 4.憧れのウェブサイト、サービスを見つける
- 5.プログラミング学習で自分自身を育てる
1.学習が目的にならないようにする
プログラミング学習に熱中しすぎるあまり、本来の目的を忘れてしまうときがあります。
ウェブサイトを作りたい、ウェブサービスを作りたいという目的を持っていたはずなのに、いざプログラミング学習をはじめると、学習自体が目的になってしまうのはよくあることです。
これは、資格の勉強などでもよく目にする光景ではないでしょうか。
プログラミング学習では、資格の勉強と違い、自分で書いたコードで動きなどの機能や素敵なデザインが表現できるまで、そう時間がかかりません。
これはいいことなのですが、本来の目的とは違ったところに楽しみを見出してしまうことで、最終的には目的を見失ってしまうことになるのです。
プログラミングを学習するときは、その学習している内容それぞれが、自分の作りたいものにどう使えるのかとう視点をいつも持っておくようにしておきましょう。
プログラミング学習は試験に合格するための学習するものではありません。適度に楽しみつつ、目的を見失わない意識を常に持っておくことが大切です。
2.一番大切なのはサイトを訪れてくれるユーザー
プログラミング学習を続けていて、ある程度自分の思い通りのものが作れるようになってくると、どうしても自分が作りたいものを作りたいという思いが強くなってしまいます。
一番大切なのは、自分が作ったサイトを訪れてくれるユーザーです。
ユーザーにとって役に立つ、使いやすい、見た目にも素敵なウェブサイト、ウェブサービス、そういった効用をプログラミング学習がすべてかなえてくれるわけじゃないことを知っておきましょう。
プログラミング学習は、あなたにユーザーにとって役に立つ、使いやすい、見た目にも素敵なウェブサイト、ウェブサービスを作るきっかけをくれるものです。
ユーザーが満足するかどうかは、どうプログラミング学習で得たスキルを活用するかです。
プログラミング学習に少し疲れてしまったとき、PCの前から離れてみて下さい。ノートと鉛筆だけで静かな場所で、あなたが作るウェブサイト、ウェブサービスを訪れてくれるユーザーのことを考えてみましょう。
一見遠回りなようで、実は近道だったということになるのではないでしょうか。
3.うまくいかない、悩みが多いのはとても良いこと
あなた自身がユーザーにとって役に立つ、使いやすい、見た目にも素敵なウェブサイト、ウェブサービス。それをどうすればプログラミング学習で得たスキルで1つの形にできるか何度も何度も悩むでしょう。
ついに、ユーザーのことを考えて、考え抜いたアイデアをいざ実装しようとしたときに、うまくいかないときの方が多いのが現実だと思います。
何となくウェブサイトやウェブサービスを作ろうとしても、良いものはできないです。何のためのウェブサイトなのか、そのためにどんな技術が、どんなデータがいるのか、いろいろと悩みはつきないです。
だからこそシンプルに悩みましょう。ユーザーにとって役に立つ、使いやすい、見た目にも素敵なウェブサイト、ウェブサービス。そこがしっかりしていれば、誰かに質問するときも、伝わりやすくなります。
大切なのは、バランスです。
新しいスキルを身につける努力、今まで培ったスキルを保つ努力、それとユーザーにとって役に立つ、使いやすい、見た目にも素敵なウェブサイト、ウェブサービスを提供したいと悩む努力。
お休みの日はどちらもパーッと忘れることです。どれが欠けてもいけないのではないかと思います。
4.憧れのウェブサイト、サービスを見つける
こんなのを作ってみたい!こんなサービスを展開してみたい!というウェブサイトやウェブサービスを早めに見つけることです。
完全コピーは論外ですが、憧れて、お手本にするのは全く問題ありません。スポーツなどそうですよね。
憧れのウェブサイト、サービスを見つけて、研究して、それを自分で作ってみるにはどうしたらよいか調べることで、プログラミング学習自体を目的としてしまうことを避けることもできます。
5.プログラミング学習で自分自身を育てる
新しい自分が生まれる実感をとても強く感じると思います。プログラミング、それ自体が楽しくてしかたがなくなる要素がたくさんありますし、自分が作ったものでユーザーから直接感謝の言葉を頂戴する機会にもめぐまれるかもしれません。
プログラミングで身につくスキルは、プログラミングのスキルだけではありません。ごく自然にユーザーのことを考えるようになります。
それは、他人を思いやるということです。
ユーザーにとって役に立つ、使いやすい、見た目にも素敵なウェブサイト、ウェブサービスを提供したいという気持ちさえ忘れなければ、自然と自分自身を育てることにつながり、プログラミングスキルも身につく。
これは、頑張るしかありませんよね。