こんにちは、京町啓一です。
今回はメールは G Suite & ウェブサイトはエックスサーバーを使いたい場合-お名前.com 独自ドメイン-の設定について紹介します。
エックスサーバーでの設定
外部メールサーバーを使う場合について確認
G Suite もエックスサーバーのメールサーバーを使うわけではなく、外部のメールサーバーを使うことに該当します。
すでに G Suite でメールのみ運用しているドメインに、エックスサーバー、その他のメールアカウントが設定されている場合には、そのアカウントを削除する必要があります。
事前準備
メールアカウントは G suite、ウェブサイトはエックスサーバーで運用する場合の事前準備の一例として、Kyoumachi-blog の過去記事を紹介しておきます。
参考にしていただけるとうれしいです。
DNSレコード設定
エックスサーバーのデフォルトMXレコード削除
エックスサーバーのサーバーパネルにログインして、DNSレコード設定を開き、設定対象のドメインを選択します。
DNSレコード設定の一覧タブを開きます。
エックスサーバー用のMXレコードが、優先順位 0 としてデフォルトで登録されていますので、削除します。
Gsuite のMXレコード アプリケーションDNSを設定
G Suite の管理者ヘルプに沿って、G Suite の MXレコードをエックスサーバーに設定してきます。
DNSレコード設定、DNSレコードの追加タブで設定します。
※ ホスト名はサブドメインを使わないのであれば、空欄で結構です。
※ 種別はMXに修正しましょう
※ 優先度はエックスサーバーのマニュアルに沿ってそれぞれ入力しましょう。
※ アプリケーションのDNS設定の際は、優先度は 0 のままで結構です。(MXレコードのための設定ですのでアプリケーションDNS設定には関係ありません。)
設定が反映されるまで待ちましょう
ここまで設定できたら、設定が反映されるまで待ちましょう。
メールの送信、受信のテストを行ってみて正常に動くかどうか確認しながら待つようなことになると思います。
私の場合は1時間程で、メールの送受信ができるようになりましたが、長い場合は48時間程度かかることもあるそうです。
こればかりはどうしようもありませんので、その時々の状況としか言えないようです。
さいごに
今回はメールアカウントは G Suite & ウェブサイトはエックスサーバーを使いたい場合 -お名前.com 独自ドメイン-ということでお話をしてきました。
G Suite は有料サービスですが、ウェブサイトを運営している方、また、ウェブサイトはともかく、メールアドレスは独自ドメインのものが欲しいという用途には非常に良いサービスではないかと思います。