こんにちは、京町啓一です。
今回は、エックスサーバーでメールアカウントを追加しする方法 - Gmail で送受信するまで - をお届けしたいと思います。
本記事の前段階として、kyomachi-blog の過去記事も参考にしてくださいますとうれしいです。
本記事で使うメールアカウントの整理
1.エックスサーバーで新しく設定するもの
例として、△△△-xserver@sample.com とします
2.エックスサーバーからテストメールを配信するメールアカウント
例として、×××@gmail.com とします
3.エックスサーバー宛てのメールの転送先メールアカウント
例として、○○○@gmail.com とします。
メールアカウントの設定と転送
エックスサーバーでメールアカウントを設定する
エックスサーバーのマニュアルが分かりやすいので、こちらを参考にしながら進めるとよいでしょう。
エックスサーバーでメールの転送設定をする
先ほど設定したメールアカウント宛てのメールを任意のメールアドレスに転送する設定です。
エックスサーバーのマニュアルが分かりやすので、こちらを参考にしながら進めるとよいでしょう。
本記事は、転送先のメールアドレスを Gmail で運用することを前提としていますが、もちろん Gmail でなくても結構です。
受信テストをしてみる
1.問い合わせを行うお客様のアカウント
例として、×××@gmail.com とします
2.エックスサーバーで新しく設定するもの
例として、△△△-xserver@sample.com とします
3.エックスサーバー宛てのメールの転送先メールアカウント
例として、○○○@gmail.com とします。
お客様のメールアドレス(×××@gmail.com)から新しくエックスサーバーに設定したメールアカウント(△△△-xserver@sample.com )へメールを送信してみましょう。
エックスサーバー宛てのメールの転送先メールアカウント(○○○@gmail.com)でメールが受信できれば成功です。
1 から 2宛 でメールを送信し、2宛のメールが 3 で受信できていれば成功です。
送信設定の一例
さきほどまでの作業で、エックスサーバーで設定したメールアカウント宛てのメールを任意のメールアドレスへ転送することができました。
言いかえれば、受信することはできたということになりますね。
ウェブサイトのお問い合わせフォームをイメージすると、次は送信をエックスサーバーで設定したメールアカウントでできれば便利ですね。
その方法をみていきましょう。
転送先のメールアカウントへアクセス
転送先のメールアカウント(○○○@gmail.com)でGmail へアクセスしましょう。△△△-xserver@sample.com へ返信をするメールアカウントになります。
Gmail 設定画面を表示
Gmail 画面の右上の マークから「設定」へ進みます
アカウントとインポート
他のメールアドレスを追加へ進みます
自分のメールアドレスを追加画面-1
名前は好きな名前を入力しましょう。
メールアドレスは、△△△-xwever@sample.com(エックスサーバーで新しく設定したメールアカウント)を入力しましょう。
エイリアスとして扱いますのチェックは外しましょう。
このアドレスからの返信のように振る舞うためですね。
「次のステップへ」をクリックして進みます。
自分のメールアドレスを追加画面-2
SMTPサーバーはそのままで結構です。
ポートは 465 にしましょう。
ユーザー名はエックスサーバーで設定したメールアカウント(△△△-xwever@sample.com)と同じにしましょう。
パスワードはエックスサーバーでメールアカウントを設定するときに設定したものを入力しましょう。
SSLを使用したセキュリティで保護された接続にラジオボタンを合わせましょう。
ここまでできたら、「アカウントを追加」をクリックして進みます。
自分のメールアドレスを追加画面-3
確認コードが送信されるメールアカウントはエックスサーバーで設定したメールアカウント(△△△-xwever@sample.com)です。
ここまで本記事に沿って作業をしていただいていると、先ほど転送テストをしているアドレスからも確認することができます。
確認コードが記載されたメール受信
ご利用の Gmail アカウントに △△△-xwever@sample.com を追加するリクエストを受け取りました。 確認コード: ***** Gmail アカウント ( ×××@gmail.com ) から △△△-xwever@sample.com の差出人アドレスでメールを送信するには、まず下記のリンクをクリックしてリクエストを承認してください。 https://mail.google.com/……
リクエストの承認
リンクをクリックしてリクエストを承認しましょう。
または、確認コードを「自分のメールアドレスを追加画面-3」に戻って入力しても構いません。
確認コードを入力して、「確認」へ進むと下記画面に移ります。
確認をクリックすると
となります。
Gmail 設定
アカウントとインポートを再度開きます。
名前の欄に、エックスサーバーで設定したメールアカウント(△△△-xwever@sample.com)が追加されていれば成功です。
デフォルトの返信モードを選択はお好みのものを選択しましょう。
デフォルトの返信モードの設定がいずれであっても、返信時にはどのメールアドレスからの返信にするかをドロップダウンから選択できるようになります。
Gmail であれば From の欄で選択できるようになり、エックスサーバーで受信したメールに対して、Gmail から返信することができるようになります。
テストしてみる
念のためメールテストをしてみましょう。
エックスサーバー宛てのメールの転送先メールアカウント(○○○@gmail.com)からお客様のアカウント (×××@gmail.com)へメールを送信します。
お客様アカウントで 送信者がエックスサーバーで新しく設定した △△△-xserver@sample.com であれば成功です。
その他
自動応答メール
自動応答メールなどをしてみたい方はこちらを参考にしてみてください。
メール自動応答設定 | レンタルサーバー【エックスサーバー】
フィルタ設定について
ラベルをつけて管理したい方はこちらを参考にしてみてください。
XSERVERで独自ドメインのメールアドレスを作り、Gmailに「転送」して送受信する方法 | ゆうそうとITブログ
まとめ
今回はエックスサーバーでメールアカウントを追加しする方法 - Gmail で送受信するまで -をお届けしました。
Gmail など出先でも使いやすいメールサービスを利用することで、ウェブサイトへの問い合わせなどにも、早く、余裕をもって対応するなどのお役に立てばと思います。